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③ 動的触診

  • 執筆者の写真: 藤滝 泰裕
    藤滝 泰裕
  • 2019年7月11日
  • 読了時間: 2分

施術前に行う3つ目の検査

Motion Palpation(動的触診)


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“動的触診” は、サブラクセーションの兆候である運動病理の検査です。

患者さんの体を動かしながら、背骨や骨盤の関節の動きを触診で確認していきます。

背骨上の温度測定によって見つけられた、各部位のどこにアジャストメント(調整)を行うか決定する唯一の手段になります。


関節の動きが固定されている場所をカイロプラクティック用語で、“フィクセーション(Fixation)” と言いますが、サブラクセーションは必ずフィクセーションしています。


と言っても、わかりずらいですね(^^;


簡単に言うと、

サブラクセーション =「関節の小さなズレ+関節の固定化+神経の問題」です。


ズレや歪みでも、反対に可動性が増大している場所もあります。

しかし、それはサブラクセーションではなく、カンパンセーション(補正作用)といって、決して矯正してはいけません。

なぜなら、関節が不安定で、靭帯の過伸張、筋の弱化が起こっているため、矯正することで益々バランスが崩れてしまうからです。


静的触診や視診も重要ですが、それらでは関節の動きは把握できません。

背骨や骨盤の関節の動きが正常なのか、固定しているのか、不安定になっているのかを見極めるためにも、動的触診は非常に重要なのです。

 
 
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