患者衣に着替える理由
- 藤滝 泰裕
- 2019年3月21日
- 読了時間: 2分

当院では、患者さんには必要に応じて、背中が開くタイプの患者衣に着替えていただいております。
なぜ背中開きの患者衣なのか。
背中が開くタイプのため、女性にとっては抵抗もあるかもしれませんが、これには大事な理由があります。
① 背骨上の体表温度を測るため

背骨の神経圧迫箇所(サブラクセーション)を見つけるために、ナーボスコープ、デルタ-Tといった神経圧迫測定器で検査します。
器械を皮膚に直接当てて測るため、着替えが必要になります。
② 触診や視診を正確に行うため

直接肌に触れて検査をすることで、関節の動き、筋肉の状態、浮腫、慢性なのか急性なのか、側弯があるか等、服の上からではわからない情報を得ることができるのです。
③ アジャストメントを正確に行うため

カイロプラクティックの施術(矯正)のことをアジャストメントといいます。
アジャストメントは、服の上からでは正確なコンタクトができませんし、できたとしても、矯正のときにズレてしまうかもしれません。せっかく原因箇所を見つけても、矯正が正確じゃなければ意味がありません。
全ては検査と施術を正確に行うためです。
服の上からでは正確性が無くなります。
そのために当院では、患者さんには専用の患者衣に着替えていただくようにお願いしております。
ご理解いただけますようお願い致します。





















